2007年7月4日水曜日

日本の猫

日本の猫は、明治時代以降、文明開化と共にやって来た西洋種がもてはやされ、戸外で飼われ自然に交雑するネコの特性とも相まって、これらのネコと日本猫の交配が進んだ結果、雑種猫が増えた。この傾向が最も激しく起こったのは太平洋戦争後で、一般市民が手軽にペットを飼う(買う)ことができるようになり、外来種が多く日本で飼われるようになった。猫の習性に合わせて外を出歩かせれば野良猫と交配し、雑種が生まれた。日本猫は野良猫として日本人と密接に関わっていたため、日本猫が『種』として認識されにくかったことが背景として考えられる。また、外来種も野良猫化し、雑種が進んだ。そのため、江戸時代以来の日本猫の姿は確実に失われている。